ついに登場！新型のチェキスクエア「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」は「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」とどこが違うのか！
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2018年11月末、デジタルチェキでお馴染みの「FUJIFILM instax SQUARE SQ10
「FUJIFILM instax SQUARE SQ20
画角が変わった！「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」はよりポートレート撮影向きに！
こちらが「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」と「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」の基本性能の比較表。
| FUJIFILM instax SQUARE SQ20の基本性能 | FUJIFILM instax SQUARE SQ10の基本性能 | |
|---|---|---|
| 有効画素数 | 1920×1920px（約370万画素） | 1920×1920px（約370万画素） |
| イメージセンサー | 1/5型CMOS 原色フィルター採用 | 1/4型CMOS 原色フィルター採用 |
| ISO感度 | ISO100-1600（オート） | ISO100-1600（オート） |
| シャッタースピード | 1/2-1/7500秒（オート） | 1/2-1/29500秒（オート） |
| 記録メディア・枚数 | 内蔵メモリ：約50枚、動画約30秒相当 microSD/SDHC：1GBあたり約1000枚 |
内蔵メモリ：約50枚 microSD/SDHC：1GBあたり約1000枚 |
| レンズ | 焦点距離33.4mm（35mm判換算）、絞りF2.4 | 焦点距離28.5mm（35mm判換算）、絞りF2.4 |
| オートフォーカス | シングルAF（TTLコントラストAF、AF補助光あり） コンティニュアスAF(動画撮影時のみ) |
シングルAF（TTLコントラストAF、AF補助光あり） |
| 露出制御 | プログラムAE | プログラムAE |
| 測光方式 | TTL256分割測光、マルチ測光 | TTL256分割測光、マルチ測光 |
| ホワイトバランス | オート | オート |
| 内蔵フラッシュ | あり | あり |
| 撮影モード | 通常、二重露出、バルブモード 分割撮影、コラージュ撮影、時間差撮影 |
通常、二重露出、バルブモード |
| セルフタイマー | 約10秒・2秒 | 約10秒・2秒 |
| 画像エフェクト | フィルター10種、パートカラー6種、明るさ調整、ビネット 静止画専用2種（ノスタルジック、美白） 動画専用3種（残像、レトロ、フィルム風フレーム） |
フィルター10種、パートカラー6種、明るさ調整、ビネット |
| 液晶モニター | 約23万ドット2.7型TFTカラー液晶モニター | 約46万ドット3.0型TFTカラー液晶モニター |
| プリント可能枚数 | 約100枚（フル充電から） | 約160枚（フル充電から） |
| 充電時間 | 約2～3時間（0.5A USBポート使用時） | 約3～4時間（0.5A USBポート使用時） |
| 大きさ | W119mm×D50mm×H127mm | W119mm×D47mm×H127mm |
| 重量 | 440g（フイルムパック、バッテリーを含む） | 450g（フイルムパック、バッテリーを含む） |
今回「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」で新しくなった機能はいくつかある。コラージュ撮影や時間差撮影など。しかし、これらエフェクト的な機能に対し、カメラそのもの基本性能として大きく変わった点が2つある。それがレンズの焦点距離と動画撮影を利用したモーションモードだ。
まず1番気になるのは「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」の焦点距離が28.5mmとiPhoneなどと同じ広角レンズなのに対し、「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」は33mmと若干標準寄りのレンズを採用している点だ。
ちなみにこの33mmという焦点距離は、「写るんです」や従来の「チェキシリーズ」との焦点距離と同じくらい。
ビデオ電話や、自撮りなど近接撮影でも余裕がる28mm相当がスマートフォンで採用される理由はよく分かる。しかしなぜ写真撮影が目的とされる「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」で28mm相当が採用されたのか謎ではあったが、(おそらくファインダーを覗かなくモニターを見て撮影するスタイルを考慮したのだと思うのだが、)「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」でようやく富士フイルムらしいスタイルになったということだ。
しかしだからと言って「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」がダメなわけでもない。むしろカメラの基本的な性能としては「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」よりも上だ。また、28mm相当のレンズを装着したチェキは、珍しいので今後重宝されるモデルになることも間違いない。今は「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」よりも「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」の方が安いので、スマホのカメラに慣れている人とっては「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」の方が相性が良いのかもしれない。
決定的瞬間を逃さない！「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」のモーションモード！
そしてもう一つ「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」の魅力的な機能をあげるとしたらモーションモードだ。
どうしても撮影性能で一般的なデジカメよりも劣ってしまう「FUJIFILM instax SQUARE」シリーズは、動的な被写体にとても弱い。そんな被写体に対しても撮影の瞬間を逃がさないモーションモードは、今後デジタルチェキには無くてはならない機能になること間違いなしだ。
ちなみに「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」では、モーションモードの他にも、時間差をつけた4コマの写真を一枚の写真にまとめる「時間差撮影機能」。動きのある被写体を残像付きで記録する「残像フィルター機能」など動的な被写体を表現するための機能が新たに搭載された。
「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」と「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」どちらがおすすめ？
今回新型が発表されたデジタルチェキ、「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」が優れていて「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」が劣っているという安易な判断はやめた方が良い。
1番わかりやすいのがiPhoneのポートレートモードを多用するような人は「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」。そうじゃないゆったりとした画角が良い人は「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」と自分に合ったカメラを選ぶのが良さそうである。進化するチェキ。是非この機会にお試しください。
また、「FUJIFILM instax SQUARE」シリーズのプリントについて詳しく知りたい人はこちら→『人気のチェキスクエア「FUJIFILM instax SQUARE SQ10」を実写レビュー！』
アナログの「FUJIFILM instax SQUARE」シリーズついて知りたい人はこちら→『富士フイルムから新登場！アナログのチェキスクエア「FUJIFILM instax SQUARE SQ6」』
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