富士フイルム、超広角ズームレンズ「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」発売開始！

2018年11月29日、富士フイルム株式会社は焦点距離全領域でF2.8の明るさを持つXシリーズ用超広角ズームレンズ「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」を発売開始した。これにより通しでF2.8の明るさを持つ赤バッチレンズ（通称大三元レンズ）が出揃った。

「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」の店頭販売価格は25万円前後。前玉の突出量の大きい「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」に合わせて、専用レンズフロントキャップ「FLCP-8-16」も発売された。価格は約3千円。

世界最広角！？圧倒的な性能を持つ「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」とは？

ズーム全領域でF2.8の明るさを持つ「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」は、35mm版換算で12-24mm相当と画角も世界最広角。ズーム位置に応じて駆動する像面湾曲補正レンズを採用した。

またそれに加えて、フレアやゴーストが出やすい超広角レンズの欠点を克服すルために「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」の２枚の前玉には、ナノGIコーディングが施された。同クラスの焦点距離を持つ「フジノンレンズ XF10-24mm F4 R OIS」とは、別格のレンズに仕上がっている。これはMTF特性曲線をみてみても一目瞭然だ。

発売当初から価格が高いと叫ばれがちな「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」だが、F2.8通しのズームレンズで世界最広角。この性能を考慮するとむしろ妥当な価格とも言えるのではないだろうか。

こちらは富士フイルムによる「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」のプロモーションビデオ。

「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」は決して安いレンズではない。しかし、「フジノンレンズ XF10-24mm F4 R LM WR」を使っている人で逆光時のフレアやゴーストが気になる人、絞り込んだ際の解像感が気になる人は「フジノンレンズ XF8-16mm F2.8 R LM WR」を試す価値はありそうだ！

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