Xシリーズに新モデル登場!シリーズ最高峰のミラーレス「FUJIFILM X-H1」
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富士フイルム株式会社は「Xシリーズ」史上初のボディ内手ぶれ補正機能を搭載し、最高の性能を持つフラグシップモデル「FUJIFILM X-H1」を3月1日に発売する。
また、富士フィルムは「FUJIFILM X-H1」の発表に合わせ「Xシリーズ」用の交換レンズとしては初のシネレンズ「フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9」と「フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9」も同時発表した。発売は2018年6月とのこと。FUJINONシネレンズは映画制作の現場などで使用されている定番のレンズで、評価も非常に高い。
「FUJIFILM X-H1」の店頭販売価格は約24万円前後と予想される。また新登場したFUJINONシネレンズの希望小売価格は「フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9」が54.95万円、「フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9」が59.95万円となっている。
シリーズ初のボディ内手ぶれ補正!ムービー撮影にも特化した「FUJIFILM X-H1」
富士フイルムのXシリーズには長らく二つのフラグシップ機が存在していた。
プロの写真家が使用することを意識した「FUJIFILM X-Pro2」と商業カメラマンのニーズに応えた「FUJIFILM X-T2」である。
そこに新たに加わったのが映像作家やフィルムメーカーの利用を視野に入れた「FUJIFILM X-H1」だ。
「FUJIFILM X-H1」は写真撮影に関する基本性能こそ「FUJIFILM X-T2」とはあまり変わらないが、シリーズ初となるボディ内手ぶれ補正機能を搭載。3軸加速度センサー、3軸ジャイロセンサー、専用デュアルプロセッサーにより非常に精度の高い5軸手ブレ補正を実現した。人気の交換レンズ「FUJINON XF35mmF1.4 R」との組み合わせで5.5段、それ以外のFUJINON XFレンズとの組み合わせでも5.5段以上の手ぶれ補正効果を発揮するという。
また「FUJIFILM X-H1」はシリーズ初の「フリッカー低減撮影機能」も搭載。蛍光灯などの照明がチラつくような状況でも安定した撮影が可能となった。
こちらが「FUJIFILM X-H1」の基本性能だ。
FUJIFILM X-H1 | |
---|---|
有効画素数 | 2,430万画素 |
イメージセンサー | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS IIIセンサー |
画像処理エンジン | X-Processor Pro |
ISO感度 | ISO200~12800(1/3EVステップ) 拡張ISO100/125/160/25600/51200 |
シャッタースピード | MS900~1/8000秒(バルブ時最長60分) ES900~32000秒(バルブ時1秒固定) 電子先幕シャッター搭載。基本性能はMSと同じ。 |
連写機能 | ES時最大約14コマ/秒 |
測光方式 | TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点 |
4K動画撮影 | 4K200Mbps(最大15分) |
手ぶれ補正機能 | ボディ内5軸手ブレ補正+手ブレ補正機能付きレンズで対応 |
ファインダー | 約369万ドット0.5型有機ELファインダー(視野率 約100%) |
モニター | 約104万ドット3.0型(3:2アスペクト)3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
撮影可能枚数/td> | 約310枚(XF35mmF1.4 R 使用時]) |
内蔵フラッシュ | 同梱フラッシュEF-X8で対応 |
Bluetooth®︎ | あり |
大きさ | (W)139.8mm x (H)97.3mm x (D)85.5mm |
重量 | 約673g(バッテリー、メモリカード含む) |
今回「FUJIFILM X-H1」が注目を浴びている機能はやはりムービー撮影。「FUJIFILM X-T2」の登場の際もF-log収録が可能なことで話題となったが、ボディ内手ぶれ補正が搭載されていない「FUJIFILM X-T2」ではスタビライザーの使用が必須であった。
その点「FUJIFILM X-H1」では、ボディ内手ぶれ補正により手持ちでも非常に滑らかな動画撮影が可能。また以下のような動画撮影をサポート機能も追加となった。
- 最高200Mbpsの高ビットレート記録
- F-Log SDカード記録
- ダイナミックレンジ400%(約12stop)設定
- 高音質内蔵マイク(24bit/48KHz)
- 音声タイムコードなど
そしてさらに「FUJIFILM X-H1」では、長年シネマ業界で高い評価を受けてきた富士フイルムの映画用フィルムの色や階調を再現したフィルムシミュレーションモード「ETERNA(エテルナ)」が新たに加わった。彩度を抑えた自然な発色と、暗部の豊かなトーンは映画のような美しい映像を再現できる。
また富士フィルムは「FUJIFILM X-H1」の発売に合わせて、縦位置パワーブースターグリップ「VPB-XH1」も発売。「VPB-XH1」はボディ内のバッテリーと合わせると合計で3個のバッテリーを利用できるので、最大撮影枚数が約900枚となる。
さらに「VPB-XH1」のブーストモード利用すると、連写性能が向上し、それに関わるさまざまな性能が向上。動画記録時間なども約30分に延長するなど「FUJIFILM X-H1」の性能を最大限に引き出す。
「FUJIFILM X-H1」用のFUJINONシネレンズ!「フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9」と「フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9」
富士フイルムは「FUJIFILM X-H1」の発表に合わせシリーズ初となるシネレンズも発表。35mm判換算で27-84mmと76-206mmとなる「フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9」と「フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9」はこの二本で常用焦点距離すべてをカバーすることが可能。
さらにMKレンズは設計を動画撮影に最適化したことで、ズーム時の焦点の移動や光軸のズレ、フォーカシング時のブリージングにも対応。フォーカス、ズーム、アイリスも独立して操作できるリングを搭載し、ギアピッチも統一した。
「フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9」と「フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9」の発売は2018年6月とのことなので、今後も富士フイルムの動向から目が離せなくなりそうだ。
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