富士フイルム「黒白フィルム」と「黒白印画紙」の販売終了を発表!
※本サイトはアフィリエイト広告を利用して収益を得ています。サイトのリンクには広告が含まれています。
詳しくはOur Policyの「本サイトに掲載されている広告について」をご覧ください。
2018年4月6日、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、需要の継続的な減少により黒白フィルム「ネオパン 100 ACROSシリーズ」、黒白印画紙「フジブロWPシリーズ」の販売終了を発表。これにより富士フイルムの黒白フィルム、黒白印画紙は全種類販売終了となる。
黒白フィルム写真文化のひとつの終焉。長年愛された富士フイルムの「ネオパン」
とうとうこの日が来た。
2014年の「ネオパン400 PRESTO」の終了に続き、富士フイルム最後のひとつとなった黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS」が2018年10月ごろで出荷終了となる。しかも今回は「ネオパン 100 ACROS」だけではなく、黒白印画紙「フジブロWPシリーズ」も合わせて販売終了。フィルム写真文化を支えてきた富士フイルムの黒白シリーズだけに、フィルム写真愛好家や写真家の衝撃も大きい。
こちらが今回販売終了となる製品リストと出荷終了時期の見込みだ。
- 黒白フィルム
サイズ 製品名称 出荷終了時期の見込み 135 ネオパン 100 ACROS 36枚撮 単品
ネオパン 100 ACROS 36枚撮 3本パック2018年10月 120 ネオパン 100 ACROS 12枚撮 5本パック 2018年10月 - 黒白印画紙
製品名称 サイズ 出荷終了時期の見込み フジブロWP FM2号 四切、六切、カビネ、大カビネ 2019年10月 フジブロWP KM2号 四切、六切、カビネ、大カビネ 2019年10月 フジブロWP KM3号 四切、六切、カビネ、大カビネ 2020年3月(四切のみ2018年10月) フジブロWP KM4号 四切、六切、カビネ、大カビネ 2019年3月
黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS」は、2016年「FUJIFILM X-Pro2」の発売と共に注目されたフィルムシミュレーション「ACROS(アクロス)」のオリジナルにあたるフィルム。フィルムシミュレーション「ACROS(アクロス)」は、まるで銀塩フィルムそのもののような粒状感を再現し、フィルム写真愛好家を唸らせた。しかし、今思うとこの時すでに富士フイルム黒白フィルムの終焉は始まっていたのかもしれない。
黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS」の完全販売終了まであまり時間はないが、これを機会に富士フイルムの最後の黒白フィルムを堪能してみてはいかがだろうか。
広告