コシナ、フォクトレンダーVMレンズ「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」を発売！
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株式会社コシナは、クラシックな写りで人気の高いフォクトレンダーブランドのVMマウント単焦点レンズ「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」を2018年9月13日に発売する。
「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」の店頭販売価格は約12万円。
クラシカルな趣き！味のある描写が魅力的な「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」
多くのレンズメーカーが絞り開放から四隅までくっきり、はっきり写る現代的な高性能・高画質を追求するなかで、唯一、古典的な美学を追求するレンズメーカーがある。それがコシナの「Voightlander（フォクトレンダー）」だ。
フォクトレンダーは、もともとドイツの老舗光学器械メーカーだったのだが、1999年にコシナが商標使用権を獲得してからは、コシナのオリジナルブランド的な存在となった。
フォクトレンダーのレンズの特徴は、スコパー・ヘリアー・ノクトン・ウルトロンなど、もともとフォクトレンダーのレンズを代表するレンズ設計を、そのまま現代のカメラに適応するように進化させている点。そのため中には「Nokton classic 35mm F1.4
「FUJIFILM X-Pro2 + Voightlander NOKTON classic 35mm F1.4」
こちらは、「Nokton classic 35mm F1.4」の開放で撮影した写真だが、クラシカルなボケ、独特のハロやにじみがあるのが分かると思う。これを旨味と捉えるか、雑味と捉えるかは人それぞれだが、開放から絞り込むにつれて写りに振り幅のあるレンズは、撮影をしていて非常に楽しい。
今回発売される「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」は、そんなフォクトレンダーの個性的なレンズの中でも、現代的なレンズ設計に寄せて作られたレンズになる。もともとNOKTONは、開放値がF1.5以上の明るいダブルガウス型大口径レンズなので、絞り開放付近では柔らかく大きくボケる特徴がある。「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」では、伝統的なレンズ設計に、非球面レンズを2枚加えることで、絞り開放でも安心して使えるレンズとなっている。「NOKTON classic 35mm F1.4」が古典的なノクトンだとしたら、「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」は現代版ノクトンなのである。
また、「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」は、総金属製ヘリコイドユニットのマニュアルフォーカスなので、オートフォーカスに慣れている人には敷居が高いようにも感じられるかもしれない。しかし、一度これに慣れてしまえば、AFで不可能な正確なフォーカシングが行えるようになる。
フォクトレンダーのレンズは、一本もっていると写真撮影の楽しさ、写真の表現力が一気に広がるので、機会があれば是非試していただきたい。
「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」はライカMマウントと互換性のあるVMマウントなのだが、コシナ純正のマウントアダプター「VM E-mount Adapter 2
また、コシナの純正ではないのだが、近年発売されたSHOTENのマウントアダプター
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