ついに登場!ニコンの35mmフルサイズミラーレス一眼「Nikon Z7」、「Nikon Z6」!
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株式会社ニコンイメージングジャパンは、新開発した35mmフルサイズミラーレスカメラ「Nikon Z7」を2018年9月28日に、「Nikon Z6」を2018年11月下旬より順次発売すると発表。「NIKKOR Z レンズ」も順次発売する。
気になる「Nikon Z7」と「Nikon Z6」の店頭販売価格は、「Nikon Z7」がボディのみで約40万円前後、24-70mmF4とのレンズキットが約46万円前後、そしてFマウントレンズが使用できるFTZマウントアタブターをそれぞれプラス約2万円くらいでセットすることが可能。また「Nikon Z6」はボディのみで約25万円前後、24-70mmF4とのレンズキットが約31万円前後と予想される。今回「Nikon Z7」と「Nikon Z6」は、新発売ということもあるが、ソニーの同スペックに当たる「Sony a7RⅢ」や「Sony a7Ⅲ」よりも1〜2割ほど高い印象だ。
ニコン、新Zマウント!レンズが魅力的「Nikon Z7」、「Nikon Z6」
今回ニコンは「Nikon Z7」と「Nikon Z6」の開発に合わせて新マウントを採用。従来のFマウントよりも約30mmフランジバックが短くなった。また、これに合わせてニコンはF0.95など、大口径で高画質な明るいレンズを提供していく方針を発表。カメラ本来の基本性能を向上させることで、対抗するソニーのフルサイズミラーレスと差別化を図っていくようだ!
こちらが「Nikon Z7」と「Nikon Z6」の基本性能!
Nikon Z7 | Nikon Z6 | |
---|---|---|
有効画素数 | 4574万画素 | 2450万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | EXPEED 6 |
ISO | 常用ISO64〜25600 (拡張ISO32、102400) |
常用ISO100〜51200 (拡張ISO50、204800) |
AF | 493点ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) | 273点ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) |
連写 | 最高約9コマ/秒 | 最高約12コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | RAW14bitロスレス圧縮19枚、RAW14bit非圧縮18枚 JPEG L(FINE)25枚 |
RAW14bitロスレス圧縮43枚、RAW14bit非圧縮34枚 JPEG L(FINE)44枚 |
ボディ内手ぶれ補正効果 | 約5.0段 | 約5.0段 |
動画 | 4K UHD(144Mbps) 8Kタイムラプスムービー対応 |
4K UHD(144Mbps) 6Kタイムラプスムービー対応 |
メモリカード | シングル XQDカード | シングル XQDカード |
Log収録 | 10bit N-Log | 10bit N-Log |
ファインダー | 約369万ドット 0.5型 Quad-VGA OLED | 約369万ドット 0.5型 Quad-VGA OLED |
モニター | 約210万ドット チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) | 約210万ドット チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) |
撮影可能枚数/td> | 最大約400枚(画像モニターのみ) | 最大約380枚(画像モニターのみ) |
内蔵フラッシュ | なし | なし |
通信機能 | WIFI、Bluetooth | WIFI、Bluetooth |
大きさ | (W)134mm x (H)100.5mm x (D)67.5mm | (W)134mm x (H)100.5mm x (D)67.5mm |
重量 | 約675g(バッテリー、メモリカード含む) | 約675g(バッテリー、メモリカード含む) |
基本的な性能を見ても分かるが、高画素機の「Nikon Z7」、コストパフォーマンスが高い「Nikon Z6」と言われるニコンの新ミラーレスだが、性能表を比べると単に上位機、下位機というわけではなさそうだ。
高画素機の「Nikon Z7」はローパスレスで、低感度撮影が可能な画質重視のカメラと言える。シャープネスが求められる風景写真やスタジオ撮影などに向いているだろう。一方、オールラウンダーの「Nikon Z6」は画素数を抑えることで、高感度撮影や高速撮影などに対応。スポーツ写真や、婚礼写真などのスナップ撮影など機動力が求められるシーンで活躍しそうだ。(「Nikon Z6」はローパス有り)
おそらくプロであれば用途に合わせて「Nikon Z7」と「Nikon Z6」の二台持ちがベストだろう。それくらいタイプの異なるカメラと言える。
また機能面では、ミドルレンジのシャープが調整できるようになったピクチャーコントロールシステムが気になるところ。基本的にソフトなイメージの印象が強いニコンだが、「Nikon Z7」のローパスレスと合わせて調整すればかなりシャープな画像が得れそうである。回析補正やボディ内手ぶれ補正が追加されているのも素晴らしい。動画撮影に関しても、フルフレームでの4K UHD、10bitのNーLog記録、8Kタイムラプスムービー(「Nikon Z6」は6K)と充実した機能が伺える。
捕捉性能や高速性能では、ニコンのデジカメなのであまり心配は必要ないが、高速連続撮影が一眼レフに比べてあまり向上していない点が気になる。やはり、センサー開発も行っているソニーの「Sonyα9」と張り合うには分が悪い
のだろうか。しかし、さすがニコンと言いたいのは、星景写真などで嬉しい低速シャッタースピードでのコマ数無制限の連続撮影や、フォーカスシフト撮影後の「ピーキングスタック画像」の記録など、目立たないがユーザーのことを考えた機能が搭載されている点。意外とこういうマニアックな性能がカメラを購入する決定打になったりするのである。
この他にも紹介したい機能はたくさんあるのだが、ここですべては紹介できないので割愛させていただくが、ファインダーやボディデザイン、操作性に関しては業界内でもかなり評判が良い。また賛否両論分かれる1スロットのXQDカードだが、これに関しては将来を見据えているニコンに賭けるしかない。おそらく高速書き込みに対応したXQDカードは、将来デジカメのメモリーカードとして主流になるのは間違いないからだ。
新開発のSラインレンズ!ニコンのDNAが凝縮された「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」、
「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」、「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」
ここまでは「Nikon Z7」と「Nikon Z6」のカメラ面の性能について紹介してきたが、ソニーの高性能ミラーレスが浸透している今、ニコンのミラーレスを選ぶ最大の理由をあげるとしたら、それは間違いなくレンズだろう。
従来のニコンユーザーを考慮したFTZアダプター。大口径のマウントにより可能になったF0.95の世界。新開発されたSラインレンズには、Zeissブランドを借りているソニーにはない、レンズメーカーならではのクオリティとこだわりが垣間見える。ニコンのSラインレンズは、一眼レフカメラでは実現できなかった新たな世界を垣間見させてくれること間違いない。だだし、それは価格もまた然りだが…
現在発売中のSラインレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」、
「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」、「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」はこちら。
圧倒的な画質!「Nikon Z7」による「4K N-Log ムービー」
最後になってしまったが、「Nikon Z7」、「Nikon Z6」はプロの現場でも使える10bit HDMI出力「4K N-Log ムービー」にも対応。12ストップのとても広いダイナミックレンジで、美しい動画が楽しめる。
こちらがニコンによるサンプル動画だ!
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