富士フイルム、レンジファインダータイプの中判ミラーレス「FUJIFILM GFX 50R」を発売開始！
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2018年11月29日、富士フイルム株式会社は中判サイズのミラーレスカメラGFXシリーズの新製品として「FUJIFILM GFX 50R
「FUJIFILM GFX 50R
スナップ写真に最適化！レンジファインダータイプの「FUJIFILM GFX 50R」ならではの操作性
「FUJIFILM GFX 50R」は「FUJIFILM GFX 50S」の基本的な性能を受け継いだカメラ。GFXシリーズとしては、2年越しの新製品となったが、スペックは「FUJIFILM GFX 50S」とほぼ同じだ。
こちらが「FUJIFILM GFX 50R」と「FUJIFILM GFX 50S」の性能だ。
| FUJIFILM GFX 50R | FUJIFILM GFX 50S | |
|---|---|---|
| 有効画素数 | 5140万画素 | 5140万画素 |
| イメージセンサー | 43.8mm×32.9mm （FUJIFILM G Format）ベイヤ―CMOSセンサー | 43.8mm×32.9mm （FUJIFILM G Format）ベイヤ―CMOSセンサー |
| 画像処理エンジン | X-Processor Pro | X-Processor Pro |
| ISO | 常用ISO100〜12800 （拡張ISO50、102400） |
常用ISO100〜12800 （拡張ISO50、102400） |
| 測光方式 | TTL256分割測光 マルチ、スポット、アベレージ、中央重点 |
TTL256分割測光 マルチ、スポット、アベレージ、中央重点 |
| AF | TTLコントラストAF | TTLコントラストAF |
| 連写 | 最高約3コマ/秒 | 最高約3コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数 | 可逆圧縮RAW13枚、非可逆圧縮RAW8枚 JPEG エンドレス |
可逆圧縮RAW13枚、非可逆圧縮RAW8枚 JPEG エンドレス |
| ボディ内手ぶれ補正効果 | 手ぶれ補正付きレンズで対応 | 手ぶれ補正付きレンズで対応 |
| 動画 | FHD(36Mbps) | FHD(36Mbps) |
| メモリカード | ダブル SDカード | ダブル SDカード |
| ファインダー | 約369万ドット 0.5型有機ELファインダー | 約369万ドット 0.5型有機ELファインダー |
| モニター | 約236万ドット 3.2型（4：3アスペクト）タッチパネル式2方向チルトTFTカラー液晶モニター | 約236万ドット 3.2型（4：3アスペクト）タッチパネル式3方向チルトTFTカラー液晶モニター |
| 撮影可能枚数 | 最大約400枚 （オートパワーセーブON、GF63mmF2.8 R WR使用） |
最大約400枚 （オートパワーセーブON、GF63mmF2.8 R WR使用） |
| 内蔵フラッシュ | なし | なし |
| 通信機能 | WIFI、Bluetooth | WIFI |
| 大きさ | (W)160.7mm x (H)96.5mm x (D)66.4mm | (W)147.5mm x (H)94.2mm x (D)91.4mm |
| 重量 | 約775g（バッテリー、メモリカード含む） | 約825g（バッテリー、メモリカード含む）、EVF装着時は約920g |
これといって大きな性能の差はないが、チルト可能なファインダー、パワーバッテリーグリップ、テザー撮影の強化など、プロのスタジオフォトグラファーたちのニーズ答えることができる仕様の「FUJIFILM GFX 50S」に対し、よりシンプルになった操作系統や、コンパクトなデザインとなった「FUJIFILM GFX 50R」は、「FUJIFILM GFX 50S」の廉価版でありながら、よりスナップシューターに特化したカメラという印象を受ける。
そういう意味では「FUJIFILM GFX 50R」は、プロのスタジオフォトグラファーよりも、スナップ重視の写真家や、ハイアマの人たちにおすすめのカメラとなった。
ちなみに「FUJIFILM GFX 50R」や「FUJIFILM GFX 50S」には、35mmフルサイズにクロップする機能が搭載。35mm用のレンズをマウントアダブターを介して装着すれば、約3000万画素相当のフルサイズ機としても使用可能だ。ライカMマウント用レンズをフィルムライクな富士フイルムのデジカメで使いたい人にとっては、喉から手が出るほど魅力的な仕様である。
こちらは「FUJIFILM GFX 50R」のプロモーションビデオ。
近年35mmフルサイズ用レンズは、価格が高騰する傾向にある。一通りレンズを揃えることを考えれば、富士フイルムの中判デジタルを買ってもそんなに大きな差はない。機動力のXシリーズと、画質重視のGFXシリーズの二刀流なら、あらゆるシーンで最高の写真を得れることは間違いないだろう。
現在、富士フイルムは「FUJIFILM GFX 50R」と指定のレンズを購入すると最大で10万円キャッシュバックするキャンペーンを2019年3月4日まで行なっている。中判デジタルデビューをするなら今が間違いなくチャンスだ！
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